生まれてから死ぬまでの人生の捉え方はいろいろある。宗教によってさまざまであるが無宗教の自分なりの人生の捉え方として、一番楽しむべきゲーム(プロジェクト)と捉えると、生きやすい気がする。
プロジェクトとは
PMI(Project Management Institute)のホームページには以下のように書かれている。
More specifically, what is a project? It’s a temporary endeavor undertaken to create a unique product, service or result.
https://www.pmi.org/about/learn-about-pmi/what-is-project-management
A project is temporary in that it has a defined beginning and end in time, and therefore defined scope and resources.
And a project is unique in that it is not a routine operation, but a specific set of operations designed to accomplish a singular goal. So a project team often includes people who don’t usually work together – sometimes from different organizations and across multiple geographies.
簡単にまとめるとプロジェクトは以下を満たすものだと思う。
- 製品やサービスなどの結果を生み出すというゴールがある
- 開始と終了がある
- ルーチンワークではない
人生に置き換えると、生まれてから死ぬまでと時間が限られていて、ルーチンではない(仏教で前世や来世がありルーチンと捉えているかもしれない)。ゴールは人によって違い、「死ぬときに家族や友人に囲まれている」,「多くの人に感謝される」,「自分がやりたいことをやる悔いのない人生にする」などさまざま。
ゲームとは
ここではゲームをプロジェクトと同じような意味で使う。ここでいうゲームは対戦ゲームなどではなく一人でやるもので、スーパーマリオのイメージである。いくつかのステージでミッションが用意されていて、ミッションクリアをゴールとする。
プロジェクトという言葉だけでもよいが、ゲームの方が一般的に馴染みがある言葉な気がする。
プロジェクトは分割問題？
正確な分割問題の定義とは異なるが、プロジェクトは小さいプロジェクトの集合として扱うこともできる。例えば、家を建てる というプロジェクトは 予算を決める, お金を用意する, 土地を探す, 建築業者・不動産業者を探す, レイアウトを決める, などいくつもの小さいプロジェクトに分割する事ができる。
逆にいうと人生というプロジェクトはたくさんのプロジェクトの集合である。学校を選び, 友達を選び, 趣味を選び, 仕事を選び, … 数えきれないプロジェクトがあるが、これらは全て人生というプロジェクトを成功させるためのプロジェクトとも考えられる。失敗するプロジェクトがあっても、最終的に人生というプロジェクトが成功すればいいのである。
何が良いのか？
人生は一番楽しむべきプロジェクト と考えることの何が良いのか？
大前提として、人生の考え方は人それぞれで自分が生きやすい宗教や考え方を信じるのが良く他人に強制するようなものではない。
人生は一番楽しむべきプロジェクト という考え方が根本にあると人生の失敗や成功の捉え方が楽になる。大きな失敗があってもそこから人生を成功させるために頑張る事ができる。仕事や人間関係など部分プロジェクトに大きくこだわることも少なくなる。
人生というプロジェクトが楽しいものであるなら、定期的に計画・ゴールの見直し・修正をするのも楽しい。
Comments