健康保険 | Notes to Forget

会社員は毎月控除として引かれる健康保険。健康保険とはどんなものか解説する。

健康保険とは

健康保険とは、病気や怪我などによる休業や死亡に備える公的な医療保険制度。似た制度として国民健康保険があるが、多くの会社員は健康保険に入っている。

大きな会社には独自の保健組合があることがある。従業員数が多くない会社だと健康保健組合に加入していることが多い。今回は特に関東ITソフトウェア健康保険組合について解説する。

平均給料の約9%。会社が半分支払うため、給料から引かれるのは約4.5%。

月の上限金額は約6万円であるため、月収が140万円を超えると、健康保険の割合は小さくなる。

国民健康保険は会社に所属していない人が入る。保険料は全額が自己負担となる。

病気や怪我などをしたときに、負担すべき金額が小さくなる。

医療費の7割を支払ってくれる。自己負担は3割。

加えて、1ヶ月の医療費が2万円を超えた分は支払ってくれる。つまり1ヶ月の医療費の最大は2万円！(関東ITソフトウェア保険組合)。

所得によるが、1ヶ月の医療費の自己負担の最大額は決まっている。月収が83万円以上だと最大25万円、月収が26万円だと最大3万5千円。

保険の範囲内の治療しか行わないのであれば、健康保険に入っていれば十分で、他の民間の保険に入る必要はないように感じる。

休業１日につき、日給の2/3がもらえる。

給付期間は会社を休んで4日目から1年6ヶ月の間。

出産のために休んだ期間は給料額の2/3が給付される。

出産時には出産育児一時金として42万円が給付される。関東ソフトウェアIT保険ではそれに加えて9万円が給付される。

埋葬料として5万円が給付される。

年間の医療費が10万円を超えた分は医療費控除の対象となるため、確定申告した方が良い。

医療費の自己負担が3割と、高額療養費制度による自己負担の最大を知っていると、不要な不安がなくなりそう。