物価が上がってインフレとかよく聞くがそもそも物価とはなんなのか?
物価指数とは
家計や企業が購入する財の価格変動を時系列で比較するための指標。
消費者(家計)が購入する財やサービスの価格変動を消費者物価指数、企業を企業物価指数という。
消費者物価指数の計算方法
総務省統計局が消費者物価指数の計算方法を公開しているが難しい。なるべく簡単にまとめる。
指数の対象範囲
消費者物価指数は、世帯の消費生活における価格変動を測定するものである。例えば、お米の値段が2,000円/5kgだったのに、次の年に4,000円/5kgになっていれば物価は2倍になったことになる。
家計の支出対象とならないものとしては、有価証券・土地・貯蓄・税金・寄付などがある。遺産相続で税金を納めたり、誰かに寄付をしてもそれは家計の支出の対象にはならない。
指数の対象となる品目
582の品目から指数が計算されている。品目にはお米・バナナ・塩・醤油・カップ麺などの食料品からズボン・スーツ・鉄道運賃・コンタクトレンズ・ピアノのレッスン料・スイミングスクール・プロ野球観戦料などいろいろなものが含まれている。
詳しくは、総務省統計局の調査品目及び基本銘柄にある。
価格の決め方
品目ごとに調査方法は様々であるが、ウェブスクレイピングによる調査もしていて面白い。
企業物価指数
企業物価指数は企業間で取引される商品の価格の変動を表す指標である。
日本銀行が毎月発表している。
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