2024年3月に新卒から約3年間勤めた会社を退職しました。退職の伝え方や退職前後にやったことの備忘録。
会社に伝えて引き継ぎをする
上司に伝える
1年くらい自分のキャリアをじっくり考えて11月に退職することを決意しました。12月に半年に1回の上司との面談があったので、そのタイミングで上司に伝えました。上司は驚いていました。そこでは退職したいという相談をしたわけではなく、退職するという強い意志を伝えたので引き止められるとかはなかったです。退職した人のブログや記事を見て上司に伝えるときは、自分の中で強い意思が決まってからにしようと考えていました。
転職するわけではないので退職時期はいつでも良いことも伝えました。引き継ぎなどの関係で問題がなさそうなタイミングで退職することになりました。転職する場合でも退職までに十分引き継ぎができる時間を残して伝えるのが良いと思います。
チームのメンバーに伝えて引き継ぎ
面談後1週間くらいで上司から退職までに行う引き継ぎや手続き等の連絡がありました。その1週間は長く感じました。その時点では退職を伝えているのは上司だけだったので、周りのチームのメンバーとのお仕事はやりづらかったです。
退職を上司に伝えてから1週間後に上司からチームのメンバーに自分が退職することの話がありました。チームのメンバーと引き継ぎのミーティングなどを行い、引き継ぎ作業を1ヶ月くらいかけて行いました。引き継ぎは難しくなく1ヵ月で問題なく終わることができました。
同じチーム以外のメンバーには積極的に退職を伝えることはしませんでした。以前に他の人が退職したときも退職日に急に知ることが多かったのでなんとなく退職するときはこっそり退職するのが良さそうだなと空気を読みました。ただ、出社することもあったのでミーティングの雰囲気などでチーム外のメンバーにも自分が退職することは知られていたと思います。
事務手続き
1月に会社で自己都合で退職することを書いた書類にサインしたました。これが退職届だと思います。サインをしただけなので、いまだに退職届の書き方はわからないです。退職後に会社の情報を持ち出さないことの契約書にサインしたり、インサイダー取引の注意点なども聞きました。
最終出社日の1週間前に退職後に発行する書類などの確認をしました。転職するわけではなくフリーランスになるので健康保険・年金・雇用保険などの手続きの仕方は自分で調べて、こうして欲しいというのを会社に伝えました。人事部の人も詳しそうですぐに理解してくれました。
有給休暇消化
入社してから年に5回くらいしか有給を取っていなかったのでそこそこ余っていました。退職するまでに有給を全て消化するという強い意志を持って最終出社日を決めました。上司も有給を全て消化することは当然だと考えていたのでありがたかったです。
引き継ぎなどの関係で最終出社日を決定して、そこまでに余っている有給を使い切れるよう調整しました。有給はたくさん取っておいて損はなかったです。
最終出社
1月から社員としてアクセスできるものが減ったりしました。少しずつ退職する実感が湧いて寂しくなりました。
最終出社日の一週間前くらいからは最後に会う人もいたため少しだけ簡単な挨拶をしました。最終出社日はシガールを持って行って出社しているエンジニアに配りました。配りながら一言二言お話ができたのは良かったです。普段関わりがない人とも何かしら思い出はありました。
変える前に簡単な挨拶をして花束をもらうことができました。素直に嬉しかったです。
オフィスに入るためのセキュリティカードを返却する必要があるので最後は先輩がエレベータの下まで見送りに来てくれました。ありがたいです。
有給消化中
健康保険・年金・雇用保険の手続きは退職後からしかできなそうだったので有給消化中はやりたいことをやっていました。プログラミングをしたりスプラトゥーンをしたりチェスをしたり。
住民税の支払い
会社から住民税を納めなくなるため区から支払書が届きました。高くてびっくりでしたがどうしようもないので銀行に行って支払いました。
退職後
健康保険の任意継続
健康保険は国民健康保険に加入することと会社員時代に入っていた健康保険を任意継続することが選択できました。今回は金額の面から任意継続することを選択しました。
任意継続して新しい保険証を受け取るまで時間がかかるのでなるべく早く手続きを行いました。保険証を会社に郵送して、会社に手続きをお願いするメールを送りました。保険組合には任意継続する申請書を送り書類が届いているか電話で確かめました。
(新しい保険証を受け取るまで2週間くらいかかるようでその間に病院に行くと自己負担をすることになる。申請すれば支給対象額の7割は後から返ってくる。どうにか任意継続の意思を示した当日から新しい保険証を使える仕組みにしてほしい!)
年金の手続き
国民年金の第1号被保険者の加入の手続きを行いました。マイナポータルからオンラインで申請できて簡単でした。
雇用保険
雇用保険を受給するためには離職票が必要になります。退職後保険証を返却した後に会社から発行されます。時間がかかる場合があるのでメールなどで作業状況を確認していました。
離職票を一週間で受け取ることができたのですぐにハローワークに行きました。詳しくはこちらの記事に書いています。
iDeCo
手続きを忘れていて止められず少し失敗したかもしれないです。控除される分を退職した年も稼ぐことができるなら問題ないですが、収入が減る場合は注意が必要です。早めに金額を変更した方が良かったです。
退職すると年金が変わることで手続きが必要になります。オンラインで申請したら必要な書類が届いて郵送で手続きを行いました。
終わりに
日本は会社員と非会社員で制度が大きく異なると感じました。なるべくお得な方を選択していきたいです。
オンラインでできる手続きも多くて難しくはなかったです。
会社を辞めた理由はこちらの記事を見てください!
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